キャンバスアプリ Copilotコントロール系(プレビュー)(Ver:3.24072.14~)その① Copilot コントロールが日本語の環境でも使えるようになってた

はじめに

バージョン:Ver:3.24072.14でCopilot Studioで作ったコパイロットの利用とコメントでの計算式の作成のアップデートが来ていました!
また少し前から追加されていたCopilot コンポーネントやCopilot 応答コンポーネントについても触れてみます。
いずれもまだ全然試せてないですが、取り急ぎ記事にしてみました。

NOTE現状はプレビュー機能のため、今後もアップデートされると思われます。
あくまで現時点での内容となります。

NOTE環境のCopilot機能がオンとなっている前提となります。
また、利用には有償ライセンスが必要となります。

利用にはCopilotの機能がオンが前提です

環境でのCopilotの利用が出来る状態が前提となります。

公式にはこの辺りご参考ください。
・環境の生成AI機能のリージョン間でのデータ移動
コパイロットと生成 AI 機能をオンにする – Power Platform | Microsoft Learn

・環境>設定>製品>機能でCopilot関連(今回の関連は上2つの認識)
Power Apps の Copilot の概要 – Power Apps | Microsoft Learn
※現時点でみると設定のCopilot機能は既定でオンになっていたのであまり意識せず使えるかと思います。

設定画面でCopilot関連がさらに追加!

アプリの設定画面で以下のようにCopilot関連の項目が最近のアップデートで色々追加されています。
アプリのCopilot(プレビュー)やコメント生成計算式は今回のバージョンで確認
Copilot 、Copilot 応答コンポーネントやCopilot Studioで編集するはちょっと前からありましたが、いまみたら日本語環境でも使えるようになっていました。

  • 設定画面にCopilotの項目:アプリのCopilot(プレビュー) Copilot Studioで作ったCopilotを使用できる様子
  • Copilot コンポーネント:Dataverseに対して自然言語で問合せして分析などが出来る
  • Copilot 応答コンポーネント:あらかじめ定義した内容でDataverseへ問い合わせして結果を表示できる
  • Copilot Studioで編集する:Copilot Studioで作成したカスタムCopilotに接続が出来るイメージ
  • Copilotによるコメント生成計算式://でコメントを書き数式を作成してくれる機能(現状英語環境のみ)
  • アプリのCopilot:上記の設定画面でのCopilot項目の機能のオンオフ

アプリのCopilot(プレビュー)

こちらについては、自分の環境下でまだコパスタを利用してないので試せていないです汗
このあたりの記事は公式のブログやDocs、有識者の方が今後発信されると思うのでそちらを一緒に待ちましょう!

たく丸さんがXでポストされていました! ご紹介されているようにアプリを使っているときに
作成したカスタムCopilotを表示できるようですね!

対象のデータソースに対して作っておけば統計や分析などの機能をこっちに任せれるし、すでに作成されたカスタムCopilotがある場合は資産を活かせて便利ですね!

Copilot コンポーネントとCopilot 応答コンポーネントの有効化について

確認したバージョン(Ver:3.24072.14)では、既定で機能がオンになっているのにも関わらずコントロールが表示されていませんでした。

NOTE※前提としてモダンコントロールの機能をオンにしておく必要があります。
設定>更新>新規でモダン コントロールとモダン テーマをオン
詳細については以下ご参考ください。
モダンコントロール モダンテーマの機能オンについて | Power Apps Tips ログ (youseibubu.com)

試しに一旦、オフにして、再度オンにしたら出てきました!
プレビューなのでちょっとした不備だと思います。そのうちに解消しているだろうと思われます。

既定でオンなのにCopilot コンポーネントが出ていない。一旦オフにする。

再度オンにすると出てきた!(モダンコントロールオンが前提、Copilotで検索するとわかりやすい)

Copilot コンポーネント

公式の記事はこちら
キャンバス アプリ ユーザーに Copilot コントロールを追加する – Power Apps | Microsoft Learn

以前は言語を英語でないと出てこなかった認識でしたが、今回のバージョンで試したら日本語環境でも使えました。
この辺がいつのまにかアップデートされていたようです。

こちらはDataverse(やCopilot Studioで作ったカスタムCopilot)と接続して自然言語で問合せを行えるような機能です。
会社名△△のデータは何件ですか?や○○さんが所有者の今月のデータはどれですか?などでしょうか。

Copilot Studioのほうは検証出来ていないので有識者の記事で自分も学習しますー💦

Dataverseに接続して試したところ、最初の問い合わせは返答までかなり待ったんですが、次からは普通に数秒で回答が返ってくるような挙動でした。最初だけ時間がかかるのかもしれません。

また、回答内容は普通にやると英語での回答でした。ただAOAIなんかと同様で、
日本語で回答してねと加えれば日本語で回答してくれたので今のところはそれで対応できそうです。
そのうちにアプデされて日本語だったら日本語で回答してくれるんじゃないかと思われます。

データソースにテーブルを指定→自然言語で問合せしたら回答が返ってくる(現状は英語)

日本語で返してと追加したら日本語で返ってくるので、いまのうちはこれで乗り切れそう

Copilot Studioに接続するケース ※未検証 ※現状はPVAの表記が残っている

SPOリストも指定出来たがやはり対応していないと思われる

データソースはDataverseのみの認識でしたが、SPOリストも指定は出来ました。
ただ、同様の問い合わせをしてもかなり待った後に「理解する能力がまだありませんが、今後も学習を続けます。」と回答されました。何度かやってみても同様だったのでやはり非対応だろうと思われます。

SPOリストも一応データソースに指定が出来た。が回答は分からないという感じ。やはり非対応だと思われる

Copilot 応答コンポーネント

公式記事はこちら
Copilot は、Power Apps で最新の制御に応答します – Power Apps | Microsoft Learn
キャンバス アプリの Copilot 応答制御の概要 – Power Apps | Microsoft Learn

こちらはDataverseに対して事前に定義した問合せの内容をワンクリックで回答してくれるコントロールです。

このコントロールも今回のバージョンで試したら日本語環境でも使えたのでいつの間にかアップデートされていたようです。

以下のように設定値を日本語で指定が出来ました。ただ、そのままだと英語で回答が来るので、
同様に日本語で回答と加えたら日本語で結果を返してくれました!

デフォルトのままの状態→英語でレコードの概要を返してくれる

日本語で指定、かつ、日本語で回答とするとちゃんと日本語で返ってきた!
日本語で返してくれた!(英語版と内容異なるのは違う環境で試した結果のためです)

SPOリストだと非対応とちゃんと出た

こちらもSPOリストを一応指定出来たのでやってみたらDataverseじゃないよとなりました。
やはりDataverseのみが対応ですね。

おわりに その②に続く

取り急ぎ軽く検証しながら記事を書きましたが、コメントの生成計算式についてはその②に書こうと思います。
こっちは英語環境でないとまだ使えないようでした。加えて以前からあった数式のコメント作成も併せて載せようかと思います。
今回書いたものについては、英語環境のみで利用可能な認識だった(いまだ公式にもそう書いてある)のが、
試したら日本語環境でも使えたので記事にしてみましたが、もしかしたらもう少し前から対応していたのかもしれません。この辺あまり触ってなかったのでいつ対応したのかは不明確ですがご了承を。それでは!

関連記事

その②:


Copilot関連関連:

モダン関連:

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ヨウセイ

ヨウセイ

一般職からSharePoint、C#、.NET系技術者へ、そこからPower App、Power Automate技術者へと転身。 ワンランク上のおっさんはPower Appsでシステム開発が出来る〜! qiitaや自社HPでも技術ブログを書いていました。

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