ギャラリー と タブリスト 初期値を未選択にする方法

はじめに

今回はギャラリーとモダンコントロールの「Tab List」(タブ一覧と日本語では表記)の初期選択値を空にする方法をご紹介します。ギャラリーは必要なケースがあるかもですが、タブリストは正直不要かもですw
前回の記事では初期値を指定する方法を記載しています。
本記事は上記の補足的な内容ですのであわせて前回の記事もぜひご参考ください。

ギャラリーで未選択にしたい場合

ギャラリーの場合、最初は未選択状態のほうが良いというケースもたまにあります。
その場合はBlank()を入れていても効かないので以下のように空の配列をDefaultプロパティに指定します。
そうするとなにも選択されていない状態が作れます。

ギャラリーのDefaultプロパティに{}を指定する。これだけ
※Blank()だと何もない場合と同様に一つ目が自動選択される

タブリストの場合 ※少し異なるが覚えなくて良いかと思う

タブリストの場合は同じようにしてもダメで、以下のように
{Value:Blank()}という感じで、表示している列名のレコード値の形にしないと効きませんでした。
ただ、タブリストは未選択状態としたいケースはほぼないと思うので特に覚えなくて良いかと思います。

変数を指定している場合はその変数に上記を指定する

前回の記事で記載しているのですが、変数を指定している場合はその変数の値が変わらないと効かないので、一旦Blankにしてから{}にする。としてあげればよいです。

まあタブリストの場合に未選択にしたいケースは基本ないと思いますし、ギャラリーの場合はDefaultプロパティに変数を指定したい、かつ最初は未選択としたいという場合くらいかなと思います。

おわりに

ということでタブリストとギャラリーの初期値を未選択とする実装のご紹介でした。
前回の記事に最初混ぜていたんですが、この点だけ知りたい人もいるかなーと思い記事を分けました。
ギャラリーやタブリストの初期値を指定する実装については前回の記事をご参考ください。それでは!

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タブリスト:


ギャラリー:

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ヨウセイ

ヨウセイ

一般職からSharePoint、C#、.NET系技術者へ、そこからPower App、Power Automate技術者へと転身。 ワンランク上のおっさんはPower Appsでシステム開発が出来る〜! qiitaや自社HPでも技術ブログを書いていました。

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