モデル駆動型アプリ 新しい外観 モダンで爽やかなデザインについて

はじめに

少し前ですが、新しい外観がプレビューされていて見た目もすっきりしてきました!
この辺の違いは公式をご参考ください。
モデル駆動型アプリのモダンで爽やかなデザイン – Power Apps | Microsoft Learn

公式にも「モデル駆動型アプリのモダンで爽やかなデザイン」と銘打ってあり、おしゃれになった印象です。
今回はこちらの概要や有効化、無効化などについてご紹介します。

ざっくりとは新しいモダンの方がフォントも好み、コマンドバー周りや全体もドロップシャドウや角丸っぽくなり見やすくなった印象です。
フォームコントロールもキャンバスアプリのモダンコントロール同様な感じでモダンな感じとなっていますし、
ビジネスプロセスフロー(BPF)のカラーも青い色合いになっていますね。

新デザインと旧デザインのビューとフォームの比較画像を載せておきます。

ビュー

旧デザイン

モダンデザイン

TIPSフォントが変わり少し大きめ?コマンドバー周りなどドロップシャドウ、角丸な雰囲気になっている。
無限スクロールに対応しており、範囲選択も可能

フォーム

旧デザイン

モダンデザイン

TIPSキャンバス出来ているモダンコントロール同様にグレー背景で入力エリアが見やすくなっている。
BPFの色合いも新しいメインカラーのライトブルー?な感じになっています。

機能も変わっている(無限スクロール、範囲選択オンなど)

モダンなビューだと旧デザインとは異なりページングが出ていませんね。スクロールに応じて無限スクロールするようになっています。
また、範囲の選択が出来てクリップボードへ保持できる機能もあります。またレスポンシブに縮めるとスマホ用レイアウトとなります。

要はキャンバスアプリに来ているモダンテーブルとほぼ同等

お気づきかと思いますが、キャンバスアプリにモダンコントロールとしてきているテーブルコントロールと
基本同じですね。キャンバスアプリもモデル駆動型アプリもどちらもモダンコントロールで統一されていく感じなのかと思います。モデル駆動型とキャンバス、カスタムページが入り混じってもより違和感がなくなるのかと思います。

モデル駆動型の場合はここにビュー自体のフィルター条件や並び替え機能などあるのでそのあたりは違いとなるかと思います。

機能の有効化について(現在は既定でオン)

この機能についてはアプリの設定画面にトグルがあります。
現在は既定でオンなので、普通に作ると上部に新デザインを試すトグルが表示されます。

モデル駆動型アプリの設定画面:なぜか英語表記だが既定でオンになっている

アプリ上には以下のように「新デザインを試す」のトグルが出てきてオンにすればユーザー単位でオンにできます。
ユーザー単位でオンオフを切り替えれるようになっています。
※現在はすでに既定で新デザインを試すはオンになっているかも?

アプリ単位でオフにすることも出来る

アプリの機能でここをオフにして公開すると、アプリ上の新デザインを試すトグルが表示されなくなります。
アプリ作成時に旧デザインで使わせたい場合にはオフにするとよいでしょう。

機能をオフにすることが可能

そうすると以下のように旧デザインでの表示となり、「新デザインを試す」が出なくなります。

ソリューション単位で無効とすることも可能な様子

以下の公式ページに以前のUIに戻せるか?の回答として、環境(ソリューション?)単位でも本機能を無効にする方法が載っています。全体的にまだ旧デザインしたい場合はこちらを調整するようです。
詳細は割愛しますが以下のようにすればソリューション単位で無効となるようです。
(結果まで見れてないので気になる方はお試しください)

モデル駆動型アプリのモダンで爽やかなデザイン – Power Apps | Microsoft Learn

該当箇所抜粋

対象のソリューションの既存の追加>設定から「試す」で検索して設定定義を追加する。

そうするとソリューションの設定定義として既定値:いいえとして設定されるようです。(おそらく)
※これがいいえでもアプリ単位でオンにはできると思いますので、既定値がオフとなるようになるってことなのかと思われます。

個人的には既定のまま機能オンがオススメですが

個人的には見た目もおしゃれになり、モダンな感じなので、普通に機能をオンにしておいて、
ユーザーさんにも新デザインでつかってもらいたいところですが、運用中のアプリにおいては検証が必要な場合や不都合がある可能性もあるため現状ではどちらも選択できるという感じですね。
いつの日にか以前の外観などは廃止されモダンに統一していくものと思われます。

Power Apps グリッド コントロールのご紹介(はこのつぎに)

実は標準のビューコントロール以外にも色々と変更できるコントロールが存在しています。
実は今回紹介したかったのは、この新しい外観じゃなく、ビューコントロールとして追加できる「Power Apps グリッド コントロール」でした💦

新しい外観の説明でページを使ってしまったので、こちらについては次の記事に分けて投稿いたしますー!

おわりに

今回は最近GAされたモデル駆動型アプリの新しい洗練されたモダンな外観についてご紹介しました。
個人的には従来より見た目もよく扱いやすい印象です。キャンバスのモダンコントロールとも統一感があり、どんどんと統合されていくイメージですね。
次回はさらに見た目や機能を拡張できる追加コントロールをご紹介します!それでは。

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続きの「モデル駆動型アプリ Power Apps グリッドコントロールの概要と設定方法」を書きました!

モデル駆動型アプリ関連:

以下登壇でも実際の動作など簡単に説明しております。
JPPC2023 Japan Power Platform Conference 2023 – AP09セッション へカスタムページ・モダンコマンドバーで登壇しました! 

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ヨウセイ

ヨウセイ

一般職からSharePoint、C#、.NET系技術者へ、そこからPower App、Power Automate技術者へと転身。 ワンランク上のおっさんはPower Appsでシステム開発が出来る〜! qiitaや自社HPでも技術ブログを書いていました。

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