キャンバスアプリ インラインアクションが追加(ストック画像がうれしい!)

はじめに

最近も続々アップデートが入っていますね。本記事では最近(2024・3/14に紹介)で追加されたインラインアクション( Inline actions)についてご紹介します。
これ自体は操作慣れしている自分はそれほどではないですが、ストック画像が使えるようになった点の方が大きいですね!そちらも併せてご紹介します。

こちらについて毎週開催されているMVPやまさんとMVPあきらさんのYouTubeライブ
でもご紹介されていましたー!毎週色々アップデートをご紹介してくれますし、アーカイブもあるので是非みなさんもチェックしてみましょう~!!

公式ブログやDocs

公式のブログやDocsにも色々載っているのでご参考ください。
※3/27時点ではDocsも日本語なかったのでUSを載せています。翻訳して確認ください。


インラインアクション Inline actions

従来は上部や左、右側のエリアから操作を行っていた部分が選択中のコントロールの部分にメニューが出来きて各種操作が出来るようになりました。

コントロールによって項目が異なるので主だったものを挙げてみます。

NOTE2024/3/26 バージョン:3.24032.26 の状態で確認しています。
今後さらに機能が増えたり変更される可能性もありますのでご容赦ください。

TIPSコメントはすべてのコントロールに出てくるようです。
これ使わないから消せないかな?というポストも見たり、、ちょっとうざいかもですね。

ページ(空)

空のページ場合は以下のようにテンプレートを指定できる項目が出てきます。
ここからテンプレートを選択できるということで少しわかりやすくなったのかもですね。

ギャラリー

ギャラリーの場合は結構使えそうな項目が多く出てきます。

レイアウト、データ、フィールドですね。

レイアウトやデータソースをここでそのまま指定、変更できるようになっています。

特にフィールドはテンプレートに沿った項目があらかじめ設定されていてここから調整が可能です。
項目をプルダウンで選択できる点がより敷居低くローコードからノーコードとして指定できる感じですね!
※ThisItem.タイトル と直接書いていかなくてもよい

TIPSもちろん従来通りコントロールに直接書くでもOKです。
経験者だとすでにそっちに慣れているので余り利用しないかもですね💦
初学者向けにはわかりやすいと思いますし、色々と操作の範囲が広がったという感じかと思います。

フィールドをプルダウンで指定できる

ギャラリー内のテキスト系はCopilotで入力支援が出てくる

普通のラベルやテキスト入力コントロールだと特に出てこなかったんですが、
ギャラリー内の項目の場合は、以下のようにCopilotのメニューが出てきます。

こちらは想定する書式を入れるとこういった書き方で調整出来ますよ!という実装を教えてくれます。
この機能は以前からあった「ideas」というものですね。名前的にCopilotに置き換わっているようです。

推奨された内容を選択して適用をするとその内容で実装してくれます。
その他、他の項目候補の一覧などが出てきてくれます。

Copilotとして以前のideasの機能が使える

上記で選択して適用をすると実装してくれる

TIPS上記のCopilot機能(ideas)についてはM365ライセンスのみの場合でも使えました。

テーブル(モダン)

モダンのテーブルコントロールもデータ選択、フィールド選択が出来るようです。

フォーム

フォームの場合も似た内容です。
レイアウト、データ、フィールドを調整出来ます。

右のプロパティ画面で行う各種操作が出来る感じです。
どちらでもできるのでやりやすい方でやる感じですね。なれれば直接ここでの方が良かったりもするかもです。

普通のコントロール系

フォーム内のカード、カード内のテキスト入力やラベルなどについては特にアクションは出てきませんでした。
その他普通に配置したコントロールについても、画像コントロール以外は特に個別のアクションが出てくるものは確認できませんでした。

ギャラリー内ではないコントロールについてはコメントのみ

ストック画像が使えるようになりました!

上記インラインアクションの説明でしたが、個人的にはこっちの方がアツいやんけ!と思いました。
画像コントロールや背景画像で、ストック画像が使えるようになっています!
PowerPointなどでも使える公式のものなので著作権を気にせず使ってよい画像集です!

PowerPointで選択できるストック画像とおんなじ?かまでは確認できてませんが、結構な数の画像は用意されています。人物やステッカーについてはそんなにはないかなーという感じですね。
カテゴリー別に検索したり全部から探したりしていい感じのを見つけましょう!

背景画像に適用

この用途が多いかもですが、アプリ作成時に背景画像として使用するケースです。
アプリのイメージに合った画像を探して背景に適用してみましょう。

半透明などのプロパティはないので、上からオーバーレイとして四角形の半透明をかぶせて調整するような感じかと思います。

メニューの画像にするなど

新しいテンプレートでメニュー画面が出来てましたが、こんな感じで画像を嵌めてみるのもよいかもですね。
いままではアイコンや画像にしてもイラストを使う方が多い気もしますが、おしゃれ画像を使うとアプリの感じも変わってきますね。

以下は新しく追加された「ようこそ画面」に画像を入れてみた例です。
サンプルでは下段は1つに調整したり、画像を大き目に、背景に色付けなどしています。
画像のみと項目名にするなどオリジナルカスタムが色々出来そうですね!

NOTE選択しても反映されず、右エリアの画像指定で再度指定すると反映されたりします。
ちょっと挙動がまだ怪しい部分もありましたが、すぐに解消されると思いますし問題ない範囲かと思います。

おわりに

今回はインラインアクションとストック画像についてご紹介しました。
インラインアクションについては今までで慣れている方にとっては不要な場合もありますが、これからの方には扱いやすく感じるかと思います。

ストック画像についてはオシャレなイメージも探すと結構あるので、色々なところで活用できそうですね!
活用して楽にオシャレにしていきましょうー!それでは!

ぱわ代

ストック画像はMSで使ってよいとなっているものだから安心して使えるわね!
イラストやアイコンっぽく使えるキャラはあんまりないけど、そこはやむなしだわ!

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ヨウセイ

ヨウセイ

一般職からSharePoint、C#、.NET系技術者へ、そこからPower App、Power Automate技術者へと転身。 ワンランク上のおっさんはPower Appsでシステム開発が出来る〜! qiitaや自社HPでも技術ブログを書いていました。

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